2020年7月30日木曜日

免許を取ることと仕事を習得することの意外な関係




 私は運転ができる人をそれだけで文句なく尊敬する。性格や頭のよさや社会的地位とはいっさい関係なく、運転ができるというだけでヒーローのようにかっこよく見えてしまう。自分のできないことをできる大人に憧れる子どものように、私は運転ができる人に憧れる。

 断っておくが、私だって運転免許は持っている。オートマ限定と普通二輪を。一時はヤマハのセローというマイバイクさえ持っていた。ただし一般道限定だったが。今はバイクも車も持っていない完璧なペーパードライバー。そもそも免許を取ったのも大学の授業終了後、就職まで暇だったからというお気楽な理由からに過ぎない。

2020年7月22日水曜日

散歩する自由


私の育った家は厳しい家だった。小学生のころの門限は5時で少しでも遅れるとドアに鍵がかけられ、家に入れてもらえなかった。高校にあがってからも、10時には帰宅していないといけないので、部活の打ち上げなどでも帰宅時間が気になって楽しめなかった。目が悪くなるからテレビもなかった。私が中学生になってからやっと、弟がいじめられないようにテレビを購入したが、その後も一日きっちり2時間しか見られなかったし、見る内容もチェックされた。お笑いも駄目、ドラマも駄目。見ていいのは漫画ぐらいだった。そのおかげでテレビを見る習慣がなくなってしまったのだが、私にテレビを禁止した親が今では、テレビを見ない、芸能人を知らないと私を非難するのだから腹が立つ。私がこのように育ったのは誰のせいなのか少しは考えてほしい。

東浩紀がいま考えていること・7──喧騒としての哲学、そして政治の失敗としての博愛 @hazuma #ゲンロン240519

先日見たシラスの番組で色々考えさせられたので、感想をこちらに転記します。 「この時代をどう生きるか」という悩ましい問題について多くのヒントが示された5時間だった。