2020年12月20日日曜日

独学とは自分を知ること

3か月前に読書猿ブログに出会ったことは一つの転機だった。それまでも勉強はしていたけれど、なかなかフォーカスが定まらず、新しいことに手を出しては中断することの繰り返しだった。成長を実感できず停滞感があった。勉強の仕方が分かっていなかったのだ。読書猿ブログは、そんな私に、どうしたら勉強を継続できるのか、そのための具体的な方法や何をどう勉強したらいいかなどそれまで誰も教えてくれなかったことを教えてくれた。

 まず、「今度こそ、続けよう→3日坊主にさよならする技術」という記事を読んで、その通りに実行してみた。行動目標として、勉強セットを作り、朝仕事前にその勉強セットを開いて勉強することを決めた。ノートを見ると96日に開始している。当時はまだ先の目標がはっきりしていなかったが、仕事の知識をつける必要があったので仕事で実際に扱った案件を教材に使った。その後、仕事が忙しくなったりモチベーションが落ちたりしたにも関わらず、今に至るまでコンスタントに勉強を続けてこられたのは、「3日坊主にさよならする技術」の有効性を証明している。

 一方で、本当に決めた通りの勉強内容でよかったのか疑問もあった。勉強しなくてはいけないことが多いのに、やるべきことに全然手が届いていないように感じたのだ。そんな中、仕事で失敗が重なり、自分の不備を見せられることが多くなった。そのたびに落ち込み、やる気も停滞した。何かを変える必要があることは明らかだった。

身を切るエッセイ漫画 永田カビ『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』

作品の帯にはこう書かれている。 「高校卒業から10年間、息苦しさを感じて生きてきた日々。 そんな自分を解き放つために選んだ手段が、 「レズビアン風俗」で抱きしめられることだった―― 自身を極限まで見つめ突破口を開いた、赤裸々すぎる実録マンガ。」 大学があわなくて中退して以来、アル...