怒涛のような日々で何も思い出せない。
とにかく緊急の仕事で週末も取られて、いやでも集中せざるを得なかった。
しかも悲しいことに、仕事で追われるとアドレナリンが出て頑張れてしまうし、何かをしているような気になれる。そしてほかに何をすればいいかわからないという仕事ロス状態になってくる。何をしたらいいかわからないから仕事をしていたほうが楽、となる。
この同じ集中力を創作に向けられればいいのに、絶対にそうならない。
仕事の過集中と同時に9月の訪米の準備もストレスフルだった。スポンサーがいるので金銭面の心配はないのだけれど(それでも「なんでこんな高いの!(怒)」と瞬間沸騰機になっていた)、母、従妹、私それぞれ違うプランなのに、同じ便を取らなければいけなくて、その調整で四苦八苦して、カード会社とも何度も遣り取りしなくては行けなくて、本当に嫌になった。カード会社の中国人オペレーターは優秀で非常に感心したが。
そしてこの熱。オーブンの中にいるようだ。熱のもつ暴力性をいやというほど感じている。ここ数日は外に出るだけで具合が悪くなる。仕方ないから、週一で出勤および買い物をする以外は一切外に出ないようにする。というか、今年この状態で、来年、再来年はどうなるのか恐ろしい。東京は生きていけない場所になるのではないか。さすがにこれだけひどくなれば、温暖化対策を本気でどうにかしなければいけないとみな思ってくれるだろうか。
最近、青崎有吾を読み始めた。ミステリとしても面白く、端正な文章が好き。こういうライトタッチなセンシビリティはとても好き。若いセンシビリティが自分にあう。(自分が若いと言っているのではありません。)
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