2024年11月5日火曜日

五反田ゲンロン訪問

画像はhttps://webgenron.com/articles/genron17から。


そういえば、去る10月28日、五反田のゲンロンを訪れた。

ゲンロン編集部による『ゲンロン17』の読書会に参加するため。

初のゲンロンで緊張したが、とても和やかな雰囲気で、色々なお話を聞けて楽しかった。

『ゲンロン』は内容が濃いため、いつもなかなか読み進めることができなかったけれど、編集部の方の解説を聞いて取っ掛かりができ、読む動機が高まった。そして実際に今、少しずつ読み進めている。軽めで読みやすいと勧められた星野博美さんの「落馬に教えられたこと」をまっさきに読み、わざわざ馬に乗るためにモンゴルに行く人がいることを新鮮に感じた。石田英敬さんの「1974・1・24 飛び魚と毒薬」では、学生運動の傷跡がこんなところで尾を引いていたのかと驚いたし、阿部卓也さんの「絵本が登場するとき」は自分がなじんで読んできた絵本の世界に込められた思いに胸が熱くなった。

読書会に参加した人は、コアのゲンロンファンの方もいれば、なんとなく来た方もいて、フレンドリーな女性の方もいて、『ゲンロン』の読者の顔が見えて嬉しかった。すごく思想に強い人ばかりというイメージがあったけれど、そうでもないかも。皆普通の人かも。とちょっと思った。

当日のレポート:https://webgenron.com/authors/tomonokai


0 件のコメント:

コメントを投稿

東浩紀がいま考えていること・7──喧騒としての哲学、そして政治の失敗としての博愛 @hazuma #ゲンロン240519

先日見たシラスの番組で色々考えさせられたので、感想をこちらに転記します。 「この時代をどう生きるか」という悩ましい問題について多くのヒントが示された5時間だった。